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ピアノ導入期は大切に

ピアノを初めてスタートするお子さんや親御さんは、早く沢山の曲が弾けるようになりたい!!なってほしいと思い、体験レッスンを希望してくださる方がほとんどですね♩

わたしのお教室ではそんな親子の期待や希望をいつも感じつつ、、も、、

ピアノを演奏することだけは、あえてしていません。もちろん、音符をその都度覚えたり書き込んだりしながら、ピアノを初めてすぐから沢山の曲をなんとか弾く。ことはもちろん出来るのです。

『何故みんなが知っている曲を早く弾かせてくれないの??簡単な曲なのに、、』

それには沢山の理由があります。

その1つに、音楽にはそれぞれ個性があります。学生時代『ハ長調やト長調』など音楽の授業で少し勉強した記憶がある、、という親御さんも多いと思いますが、

それこそが音楽の性格なのです。それぞれの調に♯や♭が付いたり、主となる音が変わることで、曲全体の性格が変化します。だから作曲家は曲に適した調で作曲をし演奏してほしいと願っているのですね。

だから、小さな子供たちにも少しずつ音楽の性格について意識を持ちながら、演奏してもらいます。そうすることで、大きく分けたら明るい曲でもこの調ならこんな雰囲気かなと、演奏できるようになります。

生徒さんが実際にそれぞれの調について調べたり自分の意見で考えてまとめてきてくれた資料です。

昔、ピアノを習っていた親御さんから『♯が多い曲は嫌ですー』なんてお話もよく伺います。

小さいうちから、全ての調で簡単なお指のトレーニングをはじめ、ステップアップしたトレーニングを続けることで、♯♭が多い調への苦手意識も持たずに、さまざまな曲を将来演奏する力を自然と身につけることが出来ます。

調をきちんと理解することのメリットは他にもありますが、、それは段階を追って生徒さんや親御さんも感じてくださる次のステップのお話になるので、

興味を持ってくださった方はぜひ一緒にレッスンしましょう!

今回は導入期の調についてのお勉強についてフォーカスしてご紹介しました。

✳︎画像と動画は保護者様の了承を頂いて使用しています。